住宅ローン情報はここで集めよう
住宅ローンに関する情報収集窓口は、インターネット、金融機関、新聞、住宅情報誌、チラシ、モデルルーム、住宅販売事業者など多岐にわたります。
こうしたルートを使って積極的に情報収集する人が多い反面、あれこれ調べずに、物件の提携する住宅ローンを真っ先に検討する人もいるようです。
弊社の相談者にも人気があるのが、インターネットの比較サイトです。
まずはこうしたサイトで、各住宅ローンの利用者の口コミや最新の金利の傾向をつかむとよいでしょう。
インターネットによる情報収集は大変便利なのですが、実は、これには限界があります。
なぜなら、住宅ローンの金利には店頭に表示される基準金利と優遇金利の2種類があって、通常、実際に借りたときに支払うのは優遇金利になるからです。
優遇金利とは、基準金利から一定の金利を差し引いたもの。
給与振込口座に指定するなど金融機関が定める条件を満たしたとき、店頭に表示される適用金利から差し引かれます。
何%の優遇が受けられるかは、条件によって決まります。
勤務先などの条件次第で、さらに優遇率がアップすることも。
借り手の年収や物件の状況によっては、肝心の審査が通らないことだってあるでしょう。
結局のところ、実際に金融機関の窓口を訪ねたり、書類を出したりして、自分のケースではどうなのかを確認する必要があるのです。
(続く)
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